2022/01/19 詩篇55:6~7

私は言いました。「ああ私に鳩のように翼があったなら。飛び去って休むことができたなら。ああどこか遠くへ逃れ去り荒野の中に宿りたい。 詩篇55:6~7

詩人は敵の迫害の中で「私は悲嘆に暮れ泣き叫んでいます・・・私の心は内にもだえ死の恐怖が私を襲っています。」(2、4節)と訴え、「私をそしっているのは敵ではない・・・それはおまえ。私の同輩、私の友、私の親友のおまえなのだ。」(12~13)と嘆き、その窮地からの脱出を願う。だが神が人に翼を与えて下さらなかった理由はここにあるのではないだろうか。私たちは、神の命令にはなかなか従おうとはせず、不満だらけの状況からは翼を使ってすぐにも逃げ出そうとするからだ。しかし、私たちには、逃げ出さず、立ち向かうべき場合もある。「あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる。」(22節)とのささえがあるのだから。

神様。私もあなたにより頼みます(23節)。

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