私たちの柏聖書集会

それはどんなところ?

     船橋の教会では、以前からキリストの福音を東武鉄道でつながっている柏方面へお伝えしたいと願っていました。2016年の牧師交代を機に、三澤隆男牧師が船橋から柏に移って奉仕することになり、同年6月から、教会の伝道所として柏聖書集会は発足しました。専用住宅地の中での普通の住宅を使用しての小さな集まりでもあり、その家庭的な雰囲気を大切にして行こうと、柏聖書集会という名にしております。

 船橋聖書バプテスト教会は、聖書を誤りのない神の言葉と信じる聖書信仰に立つ正統的なプロテスタントの教会です。柏聖書集会もその信仰に立って、聖書を通して、神がお与えくださったキリストの福音の宝の豊かさを味わい、その恵みに多くの方々が浴していただきたいと願っています。

 柏の集まりは、一般住宅のリビングのテーブルを囲んで礼拝をささげ、聖書を学んでいます。礼拝などが終わると、お茶を頂きながら,皆で聖書のこと、信仰のこと、日常生活の喜びや諸問題を語り合うことの出来る小さな集まりです。でも、その小ささが、大きな教会とも違い、気軽に出入り出来て、より深い学びと交わりにもつながります。小ささを大事にして行こうと思っています。

牧師ってどんなひと?

 私、三澤隆男が牧師を務めています。21歳の時にキリストを信じました。
牧師養成の神学校を卒業後、船橋市で教会設立と成長のために奉仕して半世紀
引退後、柏市での聖書集会の牧師に就任しました。
 歳を重ねたためか、聖書から見えて来る人間存在の意義深さや、唯一の創造主の
神の豊かな知恵や愛を教えられています。
それを、ぜひ皆さんと分かち合い、ともに喜び合えればと願っております。
多くの皆さんが、キリストへの信仰によって神の救いに与り、神からの赦しと平安の
祝福を味わい、希望の中に歩んでもらうことが何よりの願いです。
 四人の子どもたちも家庭を構え独立し、今は妻と二人暮らしで伝道所を守っております。
人と会うのが大好きですので、訪ねて来られる方は大歓迎、電話やメールでの問い合わせや
相談も歓迎です。ぜひ一報くださるなり、お訪ねください。
 趣味は山歩きと読書です。でも足も弱り、目も衰えてままなりません。
それでも山や林を歩いて温泉に入ることを楽しみにしています。
読みたい本も積み上げられて誘ってくれているようです。

バプテストとは何んですか?

  1)バプテスト教会の歴史 

 キリスト教は、カトリック(旧教)とプロテスタント(新教)に大きく分けられます。プロテスタントは、16世紀の宗教改革の時、カトリックから別れました。長い歴史の中で、カトリック教会が聖書から逸脱した教えや慣習を持つようになったので、それらを除去し、聖書の教える教会の姿を回復しようという運動で生まれたのがプロテスタントの教会です。そのプロテスタントの中で、最も徹底した改革を求め、国家との癒着を断ち切り、その保護や干渉を受けず、自主独立の教会を目指した群れがバプテストと言われています。

 最初のバプテスト教会は17世紀初めイギリスに誕生、その後アメリカに渡ったピューリタンによって広がり、現在では米国のプロテスタントでは最大教派と言われています。ノーペル平和賞を受賞したカーター元大統領や黒人差別解放運動の故マーチン・ルーサー・キング牧師等もバプテスト派です。

  2)バプテスト教会の名前

 バプテストという名称は、一般に「洗礼」と呼ばれているキリストを信じた者がそれを公に宣言する儀式名(聖書本来の言葉は「バプテスマ」)に由来します。宗教改革当時のヨーロッパは、キリスト教社会で、人は生まれるとすぐr洗礼(バプテスマ)を受けていました。もちろん赤ちゃんが信仰を持つわけではないので、バプテストと呼ばれるに至った人々は、嬰児の時にバプテスマを否定し、キリストの救いの意味を理解できた今、本来の意味でのバプテスマを受けようとしました。そのため、彼らは「聖なる教会の儀式を否定し、二度もバプテスマを受ける異端連中」と蔑まれ、「アナ(二度)バプテスト」と呼ばれ、やがて「バプテスト」と自称したのです。

  3)バプテストの特徴

 バプテスト教会の特徴は、第一に福音主義です。信仰と生活のすべての基準を、誤りのない神の言葉・聖書に置きます。第二に信者の教会です。イエス・キリストを救い主と信じ、聖書の命じる通りに全身を水に浸すバプテスマ(一般に洗礼と言われています)を受けた信徒だけで教会を構成します。自覚的な信仰を持つことのできない嬰児にバプテスマを施しません。第三に、万人祭司主義です。牧師は職務として説教や信徒の指導(牧会)をしますが、信徒と牧師の立場は教会では平等で、共に協力して神に仕えます。第四に、会衆政治です。教会の運営は、教会の会員全員(会衆)が話し合って行います。第五に、各個教会の自主独立です。宣教等の協力を目指して、多くの教会が参加する連盟や連合を結成しますが、その本部が参加各教会を支配する権威を一切認めません。第六に、政教分離です。国家は教会(あるいは他の宗教団体など)に介入(妨害や支援)すべきではなく、教会も国家に依存したり政治に介入すべきではないと信じます。バプテスト教会はこのような信仰に立って、自由と平等と民主的な運営を主張する教会です。

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